・「ドラびでお」北海道ツアー終了

NMA2006-05-19

12日北海道に上陸した「ドラびでお」ツアーが終わり、今日午後、千歳空港から一楽さんは山口、野田っちは東京へと帰って行った。楽しく忘れられないみやげ(?)の一週間をありがとう!
各会場に来てくれた皆さん、各主催関係者のみなさん、それに打ち上げにも参加してくれたみなさん、ありがとうございました!

14日釧路芸術館、16日小樽文学館と続いた公共施設主催(正確には小樽は小樽文學舎)では、皇室、エロ禁止ということで、一楽さん曰く「天皇とエロ両方禁止で両手をもがれた状態で演奏した。やけに上品で大人しい作品に成上がってしまって「お前はダムタイプか?」とか自分で自分にツッコッミを入れてみたりして楽しんでいた。」そうだが、いやいや決しておとなしかったとは言えなく、MCも「命がけでない芸術なんて、 みんな死んでしまえって思ってます。」とかなり過激に・・・。(冷汗&爆笑)

17日の札幌はNMA、18日苫小牧はアミダ様主催なので「縛りナシ!好きなようにやって!」ということで全開。6月のパリ、バルセロナのフェスティバル用の新作で「トイレその後に」のCMをしつこくリピートさせる「●んこテクノ」なども披露(爆笑)。ドラムの演奏もパワフルでスピード感に溢れ前2日のモヤモヤを爆発。終盤で画面の白黒だけでやったドラムソロもダイナミックで壮絶で圧巻だった。が、なぜかまったくやかましくなく、その人柄が証明するように、空間全てを包み込んでしまう優しさのような魔力がクセになりそうで心地いいのだ。

札幌でopeningactを努めた女子大生ユニット「角煮」の二人も、最初はいつものライブハウスとちがう雰囲気に戸惑いながらも、徐々に正体をさらけ出し、奇声まがいのヴォーカルやパフォーマンスや演出まで、恥じらいを怖れぬ大胆さで、このステージに賭ける気概が伝わってきた。
ありがとう!

釧路以外は我が家がホテル代わり。小樽から帰った夜、釧路での例の新聞記事コピーが届く。一楽さん、野田っち、ボクと3人が居間でそれぞれ Mac を開くという奇妙な光景(笑)で、ミクシイやブログで記事の反論などを書く。が、悪しくもミクシイのサイト障害で繋がらず書き始めたのは2時近くなっていた。
一楽さんの日記には即コメント書き込みが、真夜中というのに全国各地から続々、最終的には40件を超えた。いずれも我々に同調する意見ばかりで嬉しい限り。ここでもミクシイの威力を見せつけられ寝たのは4時を廻っていた。翌日寝不足で仕事に、疲れた・・・。

昨夜アミダで打ち上げ中に、釧路の学芸員で友人のFさんから電話があり「上部からの調査も特にお咎めありませんでした」と聞き、落ち込んでいた声も元気を取り戻しつつあるようで、「ミクシイやブログで皆さんのメッセージを読んで励まされ泣けました。感謝の気持ちでいっぱいです!」とも・・・。
これからもリスクを負いつつ芸術館の重要な使命の一つであるクリエイティブな作品やアーティストを紹介できることだろうと安堵した。

NMAの場合は、常に新しい音楽を紹介したいというのが基本的なコンセプトなので、同じものは原則的に2度やらないことにしている。友人知人が「次やれば絶対客が入るよ」とよく助言してくれるのだが・・・(笑)。
でもはっきりと進化し続けていると判断した場合は何回でもやります!
釧路の新ファンが「来年また釧路で!」とラブコールも出ているし・・・。
ドラびでおの逆襲」(?)、期待しようかな!!!

みなさんありがとうございました!

<P.S. >
・フォトアルバムに追加アップしました。
・ミクシイやブログでたくさんの方が北海道ツアーの感想を
 書いてくれています。「ドラびでお」で検索して余韻をお
 楽しみください(感謝・・・)
・小樽文學舎 http://homepage2.nifty.com/tamagawakaoru/yomoyama.html
・一楽儀光 http://mixi.jp/show_friend.pl?id=365926
・キャロサンプ http://d.hatena.ne.jp/callithump/