・中標津で偶然ライブに・・・

昨日小清水町で午後3時半に仕事を終え帰路につき、5日間の道北東廻りから夜7時半頃無事帰りました。走行距離1,250キロ。

23日 (金) 夕6時半過ぎ、久しぶりに中標津のライブハウス "TicoTico"に行った。("TicoTico"は中標津空港の滑走路の先端の広大な草原に一軒だけポツンと佇む、15年くらい前?歯科技工士でドラマーでもあるマスターがライブハウスの夢を叶えるため北海道に渡り敷地内に工房とともに建てられ、本業の収入で店を維持している。)
ちょうどママさんがクルマで外出するところで、クルマの窓を開け「幾美ちゃん知ってるしょっ!7時からコンサートだからそっちへ行った方がいいよ!マスターもさっき行ったよ!!」と大きな声で会場の道順を教えてくれたので、僕もクルマをとばして15分ほどで標津文化センターに着いた。

幾美ちゃんとは白戸幾美ちゃんのことで標津町電気屋さんのお嬢さん。10年くらい前まで隣町の斜里町のレストラン店主Kさんらの「シャーリーズ」でピアノを弾いていて、札幌でも当時あった "CHADO" にも出たことがあるのでご存知の方もいるのでは?
僕もその頃からの知り合いで、"TicoTico" などでよく音楽の話をしたことがあり、音楽への情熱の強さが印象に残っていた。

上京してほぼ10年、初めての凱旋コンサートであり、知人、友人、親戚・・・子供連れも含めた300人近いお客さんで大盛況。
スタンダードとオリジナル曲が半々くらいのプログラム。パワフルだった当時に比べると音のコントロール、正確さ、曲構成が数段進歩し、トリオとしてのコンビネーションもレベルは高くプロの風格を備えていた。だが僕個人的にはゾクゾク、ハラハラするような思い切った冒険、仕事としての束縛や意識を乗り超えたスリリングなジャズを彼女には期待したかったが・・・。

終了後ロビーで友人らに囲まれる彼女が僕を見つけて驚きの声!会えて嬉しかったが混雑していたので挨拶程度の言葉を交わして再び "TicoTico" へ。カレーで空腹を満たし、マスター、ママとお嬢さん、数人の客と談笑・・・。
メニューで「水餃子ラーメン」が気になっていたら、となりの人が食べた、旨そうだったので後悔・・・次回たべよっ!

それにしても年に2、3度の中標津出張で10年ぶりで幾美ちゃんに会えるとは、しかも凱旋コンサートの日に!何という偶然なのか!
人生って不思議でおもしろいですねぇ〜