・先週末くうで2本のライブ

Kokopelli @くう


20日 (金)「Kokopelli」

さがゆきと林正樹のユニット "Kokopelli"
今回のライブの言い出しっぺ旭川のテッビーさんと千歳空港にお出迎え。
17〜18年前、故中村八代と来道して以来久しぶりの北海道というさがゆきさんは、ミクシイ「さがゆきコミュニティ」が縁で実現させたテッビーさんとの初対面と相まって千歳空港に着いたときから感激!!

6月にリリースしたスウェーデン録音のCD「Kokopelli」を中心にしたオリジナル曲と、録音時のエピソードなどを紹介しながらの二人の会話が醸し出す温かさと緊張感の入り交じった楽しい展開に引き込まれる。
時折り見せる林正樹のピアノとさがゆきのヴォイス・パフォーマンスの即興的な部分からも、さがゆきの未知の魅力をさらに想像させられた。

承知の上だった21日開幕の「サッポロ・シティジャズ」の影響で、
30人足らずのお客さんだったがみんな満足してくれたようだった。
ぜひもう一度、さがゆきライブの仕切り直しの機会を作ろうと思う!!


●22日 (日)「ののこ plays John Zorn

いわみざわキタオン・ジャズフェス(15日)のメンバーで、
今月末の再渡米前にもう一度と急遽開催した。
やはりシティジャズの影響はますます厳しかった。
岩見沢で聴いたMDさんとくうさんと僕以外のお客さんに聴いてもらえたのでヨシとしよう。

ステージに向かって横長の客席というくうで、
リズムセクションの側で聴いたため、
ののこのサックスとキーボードの音量が弱かったので、
迫力にやや欠けてしまったのが残念・・・
でも少ないリハでジョンの難曲をみんな楽しみながらよくやったと思う。
みんなありがとう!!

帰国するときにジョン・ゾーンに貰ったという「MASADA」のスコア(写真)を持っているのはMASADAファミリー以外ではののこだけのようなので、「ののこ plays John Zorn」は、もしかしてジョン以外では世界初の貴重な「MASADA」ライブだったことになるかも知れない!!

26日江別どものアコースティック・ライブを最後にののこはNYに戻り修行に励む。
ジョン・ゾーンとネット・ローゼンバーグという
二人の偉大な師匠に恵まれた19才ののこが、
今後どのように進化していくのか期待し見守っていきたい。