・KIKOE 盛況御礼


大友良英ドキュメンタリー映画『KIKOE』@シアターキノ

観てきました。

妻と夕食をすませ20分前にキノに着きチケットを買うと、
整理番号が21と22!もうこんな順番なんだ!!とかるく驚く。
ロビーに人が埋まってきて20:15頃入場、間もなく上映。

1990年札幌初ソロライブ当時30歳の大友良英から2007年まで、
総勢100人ほどの出演者とインタビュー映像、500時間のアーカイブスを、
岩井主税監督の切り口で構成された99分に目がはなせない。

63席のA館にこれだけは入ってほしいと願っていた50人の目標どうりに入ったお客さんは、
NMAライブの常連や見覚えのある人が多く、まるでライブのような熱気を感じた。

17年という年月の記録を時間軸にこだわらずランダムに、
インタビューを交えた監督独自の構成も、
僕にとっては二度目のしかも8月2日のバトルトーク
大友良英×岩井主税×大谷能生@原宿VACANT)
を見たこともあってまた新たな視点から楽しむことができた。

ライブのリハや、ヨーロッパツアーの様子、たわいのない会話・・・
ライブだけでは知ることのできない大友良英の素顔のシーンも、
ファンにとっては嬉しい99分だったのではと思う。

エンディングロールは1997年のナウミュージックFes@札幌芸術の森
「NOVO TONO」からPhew山本精一の「夢の半周」!!
僕も大好きな曲だが岩井監督も大好きなんだろうなぁ〜〜〜


シアターキノの中島洋さんにお願いに行ったのは8月。
その後は配給元の word public と中島さんとの打ち合わせで
最も早い時期での上映を探り今日を迎えることができました。

岩井監督、word public のTさん、
シアターキノの中島洋さんとスタッフのみなさん、
席を埋めてくれた皆さんに感謝します。
ありがとうございました!!




前の日記にも書きましたが、大丸の美術画廊で開催中の
民野宏之展にも行ってきました。
林真理子三浦綾子の装丁も手がける民野くんは、
その昔、僕の岩見沢時代に仲間とコンサート企画活動をしていたころ、
いつもスタッフとして実によく働いてくれた恩人でもあるのです。
個展は20日までなので時間があったら見てください。
僕にはとうてい手の届かない値段がついていますが・・・(笑)


写真は「KIKOE」のパンフ表紙(表裏)と
リクエストに快く応じてくれた民野くんとのツーショット