・昨夜のライブ

たびたびの宣伝でお騒がせしましたが(笑)

『チャック・ベティス vs からくり plus』いいライブでした!!




くうには早めの3時すぎに集合。

最初に現れたのは西村さんとはづきちゃん。二人とも身軽な手荷物程度。

ゆうこさんと現れたチャックさんは、 PwoerBook と販売用のCDを5種類ほど持参。フライヤーの写真よりは柔和で優しそうで二人にはほんのりとさせられる。
「NYのののこちゃんが2、3日前ミクシィに載せたサングラスをかけた強面のチャックさんとは大違いだね」と声をかけゆうこさんが通訳すると、優しく恥ずかしそうな照れ笑いで応えてくれる好青年だ!

函館に赴任中の安藤くんの道中無事を気にかけていたが、
何と彼は前日札幌入りしてテイネで一滑りしてきたというし、
明日(日曜)はニセコチセヌプリに登って山スキーを楽しむそうだ(笑)

11日祝日、釧路芸術館でダンスと映像とのコラボに出演し前日帰ったという塚原くんはハーディガーディーやギター2本に加えテノリオンなど宣言通りあらゆる生楽器やエレクトロニクスを次々とクルマから降ろし、セッティングも一時間はゆうに超えて<砦>を築いた。
簡単なサウンドチェックで準備完了。開演まで近くの「そら色のたね」でお茶。


7センチ径(?)ほどの小さなスピーカーを10個くらいを床に並べたシンプルな古立くんとチャックさん以外の足下は、おびただしいエフェクター類で埋め尽くされ壮観。お客さんも一体なにが始まるのか?と興味津々という表情で見つめたり写真に収めたり・・・。


ファーストセットはチャックさんとからくりの計4人でほぼ1時間。
チャックさんのヴォイスを交えたラップトップとからくりの3人が絡む密度の濃いスリリングな演奏は期待通りで大満足るんるん

休憩時間の打ち合わせで「セカンドセット最初はチャックさんとゲストの二人。その後からくりの3人が加わり3曲くらいの構成で。」ということになったが、そこは何が起こるか予測がつかないのが即興演奏。
3人の演奏はテルミンのはづきちゃんも大役に緊張気味ながらも期待通り。10分くらい経ったところでからくりの3人が加わる。しかし1曲目だけで 50分近くなってしまったためかややメリハリに欠けた展開に陥ってしまったような気がしたのが唯一残念だった。チャックさんや他の面々にも終わろうとするサインを発していたと思われる箇所があったけど呼吸が合わなかったのだろう・・・

とはいえ、このライブに向けて精進工夫してきたはづきちゃんのテルミンの進化もうれしかったし、古立くんの繊細に変化する微音も隙間隙間で気になる存在感を発揮して面白く、もっとたくさんの音楽ファンに聴いてほしいライブだった。


客席には、ゆうこさんの親戚の方も数人いて即興演奏は初めてでは?と思ったので、僕がMCで「今日の演奏は、まったく打ち合わせのない完全即興で演奏します。」と異例の予告をしたこともあってか、音符も音階も全くない音楽にもかかわらず、誰一人席を立つ人はなく不思議な初体験に満足されたのではないだろうか。

もうひとつ嬉しかったのは、先月「デイヴィッド・グラブス&ノエル・アクショテ」でNMAライブを初体験され、そのときのアンケートをご紹介(1月22日の日記)したY子さんが来てくれて、アンケートに「自由で不思議で面白かったです。また来たいです!!」と書かれていたことだった。


チャックさんとゆうこさん、
ありがとう、またぜひ来てください!!

からくりの西村、塚原、安藤さん、
ゲストの古立さん、はづきちゃん、
おつかれさま、ありがとう!!

来てくださったお客さんとくうさん
ありがとうございました。

紹介してくれたののこちゃんにもありがとう!!