・魅力いっぱい!かがり火コンサート


3年ぶりの道南・福島大神宮「かがり火コンサート」に行ってきました。

30日朝9時、瀬尾くん宅を車2台で出発。休憩と昼食をとりながら福島町到着は予定通り午後3時。まづは社務所で休憩し亡き先代宮司さんにお詣りしてから準備を始める。心配していた天気も南下するにつれ青空が広がってきて最高の野外コンサート日和になった。

前日記にも書いたが、先代の宮司さんが他界された一昨年と昨年は、松前神楽の奏上のみのコンサートだったが、今年は福島町や福島大神宮にとって特別な年ということで、企画の協力を依頼された。もちろんステージに彩りを添える長谷川雅志さんの布インスタレーションも欠かせない。

第一部の松前神楽はいつの間にか後継者が立派に育ち10代20代が中心。先代宮司さんの一番弟子で22歳の乳井くんや、2年前から始めたという新宮司も堂々たる舞を披露。すっかり世代交代し進化を続ける松前神楽に、先代宮司さんもきっと目を細めて喜ばれていただろう。


第二部は「瀬尾高志カルテット」

   瀬尾高志:コントラバス  奥野義典:サックス
   中島弘恵:ピアノ     竹村一哲:ドラムス

特別ゲスト=榎本隆充氏(ボーカル、東京農大の来賓で榎本武揚の末えい)

樹齢300年といわれる杉や檜に囲まれた土俵に会場入りすると、ヒグラシや様々な虫の声が心地いい大神宮の森に感動する瀬尾くんたち。
カルテットは、選曲、演奏とも、この大自然に包まれ調和しながら客席を魅了した。また、ゲスト榎本氏の味わい深いヴォーカルもよかった。
最後は恒例の松前神楽との即興セッション。緊張しまくりだった乳井くんがノリまくり、重責を果たして感動していたのが印象的だった。



3年ぶりで参加させていただいた「かがり火コンサート」は、やはり神様が人と人の繋がりや出会いを演出してくださっているような温もりに感動させられた。2年前に急逝された先代を継ぐために札幌から帰郷した新宮司と、独身時代は札幌でデザイナーをされていたという新婦にとっても、ともに「かがり火コンサート」を初めて体感され、その魅力と意義を深く心に刻まれたことと思う。

カルテットの皆さん、ありがとう!
実行委員会のみなさん、常磐井宮司ご夫妻と大奥さま、お世話になりありがとうございました。また次の機会を楽しみにし、がんばって長生きします。
函館から駆けつけてくれたぁんどうくんにもありがとう!


<写真>2本ののぼりは智代夫人の力作!!