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きょう昼前、札幌グランドホテルで調律。

結成19年目という札幌の男性ヴォーカル・カルテットその名も「ダンディーフォー」のリサイタル。
メンバーはみな（？）６０代で会社社長や歯科医などで、そのうまさはプロ顔負けの実力。若者は知らないかも知れないが、一世を風靡したダークダックスやデュークエイセスを聴いて青春を過ごした年代だ。

メンバーのＡさんは妻が結婚前からの呑み友達で、Ｉさんは歯科医なので、結婚後はほぼ毎年開かれるコンサートの調律をさせていただいている。

約束の時間から調律を始めると少し経ってからマイクテストが始まった。調律をしている僕には全く配慮はない。短時間で終わるのなら中断して待ってもいいかなと思い「チェックはどれくらいかかりますか？」と声をかけると、「やっぱりまずかったですか？すみませんどうぞ先にやってください」という返事。
まぁよくあることだが「やっぱり」というくらいなら先にひと声かけろっ！！

それはともかく、グランドホテルでいちばん広いグランドホールに、いつもぎっしりの円卓席が用意されるが、きょうのお客さんは420人だそうだ。

１万円　×　４20人　＝　４２０万円！！

４２０万円というと、10年ほど前までがんばってやってリタイヤした NOW MUSIC Festival の経費よりも多い額だ！？
チケットは１万円で料理と酒がつくので収入のほとんどはホテルに入るだろうが、集客力の大きさとお金持ちの多さにに改めて驚かされ、同じ音楽でもフィールドが異なると天と地ほど違うものだなぁと妙に感心してしまった・・・。

がんばろ！！