・夕刊記事に『笑っちゃうくらい・・・』


このところとつぜん日記づいていますが
北海道新聞夕刊の記事。

僕は
「怒るというよりも、笑っちゃうくらい、ただただ、あきれている」


ジャズのスピリッツやエネルギーは
いったい何処へ置き去りにされてしまったのだろう
「正装し楽しもう、大人のジャズ」
この半世紀で先人達の活躍で市民権を得たといわれるジャズが、
こんどはクラシック音楽への劣等感でもあって、
それを払拭しようとしてるんでしょうかねぇ・・・

ジャズの聴き方、楽しみ方は人それぞれで選択することを否定するつもりはないが、このように消費目的だけのジャズやコピージャズに偏ったコンセプトの企画が札幌市の主導で市職員を使い税金を使ってまでやることなのか?
営利目的のプロモーターに任せればいい分野をなぜやるの?
消費するだけではやがて衰退する運命に、というのが道理ではないのか?

20代から40代にかけてジャズに没頭し、
晩年のコルトレーンやマイルス・・・
日々リアルタイムに生まれる新しいジャズの創造の流れに影響を受け、
今現在の生き方を見いだした(と思っている)僕にはまったくわからない・・・

世界にも日本にも、いやいや札幌にだって
クリエイティブな音楽を目指して頑張っているミュージシャンは
これまでにも育っている。
欧米のようにそういうシーンにこそ注目し公金が使われる時代は
いったいいつになったらくるのだろう・・・。
音楽への行政の認識はあまりにもお粗末。

みなさんはどう思いますか?????

<詳細は>
http://www.sapporocityjazz.com/

<昨年はこんな内容でした>
http://www.sapporocityjazz.com/2008/a.html