・「梅津和時 ENKA」ツアー終了


NMA2009最後の企画「梅津和時 ENKA 北の国へ。09初冬」

北海道ツアーが終わりホッとひと息。

先週のオホーツク方面一週出張から帰り、
今週月曜から苫小牧、札幌、釧路ライブツアー。
10日は釧路空港で梅津さんを見送った後、
仕事で中標津まで2時間の道程を直行。
中標津弟子屈で仕事を終え夕方5時半帰路につく。
札幌に着いたのは10時をまわっていた。まだまだ若い!?


12月7日、13時着の便で梅津さんと同行したマネジャーの葉子ちゃんを出迎え苫小牧へと向かう。
途中で何を食べようか?と話している最中に葉子ちゃんの電話が鳴る。電話の向こうと梅津さんと三者の会話から親しい友人の訃報であることは明白。長野の舞踏家・本木幸治さんが急逝されたとのこと。そうこうしているうちに昼食も食べずに今夜のライブ会場アミダ様に着いてしまった。
マスター・ツルさんにも梅津さんが事情を話し一段落したころ、ツルさんが「カレー食べますか?」。重苦しかった空気を変えるタイミングはさすが、アミダ様名物の昼食にありつけた。
面識はないが本木幸治さんのご冥福を祈る。

それにしても5月の KIKI BAND ツアーは5月2日に清志郎さんが他界して間もないツアー、今回はツアー初日に訃報と不思議な偶然・・・

アミダさまのステージには今年還暦を迎えた梅津さんに捧げる「60」の文字、これがいつのまにか6が逆さまになって90になる。梅津さんがMCで「90歳までがんばる!」と笑いを誘う。二人のためにも梅津さんには90までいや100歳まででもがんばってほしいと思う。

<苫小牧@アミダ様>


演奏は、アルト・サックス、カーブソプラノ・サックス、クラリネット、バス・クラリネットの4本の木管楽器
ソプラノ・サックスで一曲をノンブレス(循環呼吸)で吹く「夢は夜ひらく」は圧巻!
「あなたのブルース」のアルト・サックスは情念ほとばしるド演歌。バスクラの「喜びも悲しみも幾歳月」。昨年99歳で他界された母の病床で吹いたという「リンゴの唄」(アンコール)をクラリネットで。予想しなかったベトナミーズ・ゴスペルなどCDに収録されていない曲も数曲・・・
ファンにとって特にサックスを志す者にとっても価値ある内容!!やっぱりライブでなくちゃウインク

世界中のさまざまな音楽に関わってきた梅津和時が、最後の砦だったという彼の "木管無伴奏演歌" にはまさに「日本の心」が凝縮された「これぞ日本のジャズ」といえる稀有なライブだった。

<札幌@くう>

<釧路・THIS IS>

梅津和時 KIKI BAND」に始まり「梅津和時 ENKA」で締めた2009年のNMAライブ。今回もくうを埋めてくれたファンの皆さんと梅津さんに感謝!!

うまい酒で2010年を迎えられそうです。


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