・横浜トリエンナーレ


ことしのヨコハマトリエンナーレは、
8月6日から11月6日までの会期で開催中で、
20日21日の土日に行ってきました。


ビエンナーレあるいはトリエンナーレと呼ばれる美術展を
見に行ったのは初めてだったので刺激もたくさん浴びてきました。
今年はクリスチャン・マークレイやカールステン・ニコライらの
楽家の作品もクローズアップされていたので、
ぜひ行きたいと思っていたので念願叶ってうれしい。



20日(土)は夕方からヨコハマ創造都市センター(YCC)会場で、
ピーター・コフィンの「ミュージック・フォー・プランツ」に大友良英が出演。
《グリーンハウスの中で植物に音楽を聴かせる演奏》シリーズで、
歴史ある建築のロビーに置かれたビニールハウスの中で、
フィードバック音などのノイズ演奏を植物に聴かせた。



演奏の後は3階で大友のトーク
幼少から高校までを福島で育った彼が、
仲間たちと8月15日に福島市の公園でフェスを開催し、
世界同時多発ライブを実現させた「プロジェクトFUKUSHIMA!」について、
福島の現状と未来についてを語った。


もちろん打ち上げにも図々しく参加、
総合ディレクターで美術館館長の逢坂さんやスタッフの方々と
いろいろお話しすることができ貴重な楽しい時間だった。




翌日21日(日)は丹下健三設計の横浜美術館会場、外観も内部も素晴らしい。
昼食後はシャトルバスでBankARTと呼ばれる
日本郵船海岸通倉庫会場の展示作品を鑑賞。
マークレィやカールステンの展示はこちらの会場だった。
時間があればもっと他の会場なども見たかったが残念・・・



札幌でも「札幌ビエンナーレ」が進行中で、
今年の春にはプレ・ビエンナーレが開催された。
私も企画に関わらせてもらっているので、
ヨコハマ・トリエンナーレはその視点からも大いに刺激になり、
同時にショックも大きかった。



横浜美術館



カールステン・ニコライ作のステッカーを貼るプロジェクト、
ステッカーは100円(全額東日本大震災復興に寄付)



尹 秀珍/ワン・センテンス(2011)



Mike Kelley/シティ3-4



Mircea Cantor/幸せを追い求めて



Massimo Bartolini/オルガン



リヴァーネ・ノイエンシュワンダーの映像と、
ライアン・ガンダーの作品



荒木経惟/古希



オノ・ヨーコ/TELEPHONE IN MAZE



山下麻衣+小林直人/大地からスプーンを生み出す



カールステン・ニコライ/fades



Jeppe Hein/スモーキングベンチ



ジュン・グエン=ハツシバ/呼吸することは自由:…



クリスチャン・マークレィ/The Clock