・RASTER-NOTON 満席でのライブに感謝

10月3日ことにパトスでの「RASTER-NOTON, PATOS IN SAPPORO」にご来場いただいた満席のファンのみなさま、たくさんの方々に楽しんでいただいて大変嬉しく思い感謝いたします。


alva noto (Carsten Nicolai)

・byetone (Olaf Bender)

・nibo


Koss a.k.a Kuniyuki & Junichi Oguro

・Taichi Furudate



演奏者全員がラップトップで臨んだこのライブ、オープニングアクトの重責を担っていただいた札幌勢の3人、ラスターノートンの alva-noto、byetone、niboさんの3人のパフォーマンスは一言でいえばみな「カッコ良過ぎ」でそれぞれ異なる個性で魅了し衝撃を与えてくれました。全体的に強烈なノリのいい演奏が中心で、RASTER-NOTON の3人は、パトスのホリゾントスクリーンいっぱいを使った大画面(9×4メートル)にリンクさせた映像と、MEYER SOUND SYSTEM との相乗効果によって、言葉ではとうてい言い表せない最先端の迫力を体感させてくれました。特にあのパトスを揺るがす超重低音は、上階の地下鉄乗り場や地上まで轟いていたことでしょう。


アンケートや twitter などで「最高だったけど、できれば踊りたかった!」という声もありました。当初は踊れるスペースがとれる場所も検討しましたが、大きなスクリーンを確保できる天井の高さのパトスに落ち着いたわけです。3時間もの長丁場、踊らずにイスに固定させてしまったみなさんに、体力的に辛い思いを強いてしまったことは申し訳ない気持ちもありお詫びしたいと思います。反面、スロープ状に作った客席からは、アーティストのパフォーマンスとスクリーンがよく見えたことで、まずは初来札した彼らのすべてを堪能していただきたいという私の目的は果たすことができたのではないかと思います。


このライブは多くのみなさんの協力によって成功できました。音のセンスを信頼している塚原義弘さんにPAオペレーターを、プロジェクターを熟知する富田哲司さんに映像オペレーターをお願いした。また、7000ルーメンという高性能のプロジェクターを提供していただいた PRISM の深津さん、MEYER SOUND SYSTEM をレンタルしたパワーハウスからは久保田さんらがセッティングに汗をかいてくれました。その他にもSHIFT大口さんほか各方面のご協力をいただきましたが、最大の功労者は何と言っても、全聴衆の三分の一を動員してくれたウィアードメドルレコードの秋庭さんです。彼は2002年の開店からずっと alva-noto のCDを扱っており、私がこのライブを決断したのも彼の存在を信じていたからこそだったのです。


NMAの企画で電子音響アーティストとして、2001年「池田亮司 "time and space"」と、あえて遅まきながらと付け加えておきますが「RASTER-NOTON, PATOS IN SAPPORO」を成功させることができたことは、NMAの活動に大きなページを刻むことができてたいへん嬉しく思っております。出演アーティストのみなさんと、ご来場いただいたファンのみなさん、関わってくれたすべてのみなさんに、心から感謝します。


NMA 沼山





開演前の3人


alva noto


alva noto


byetone


byetone


alva noto, byetone, nibo


alva noto, byetone, nibo