・ライブハウスへようこそ

NMA2006-03-26


きのう25日、北海道新聞朝刊に連載の、
「ライブスポットへようこそ」最終回で、
22日の「宝示戸×巻上」の時に取材していた "くう" が紹介された。(写真)
オープンは2001年2月、もう5年にもなるんだ!
くうさんおめでとう!

オープン前の年の秋、
「エアジン(横浜)の梅本さんから紹介されました」と、
店主の山本さんが訪ねて来てくれて、
札幌でライブハウスをオープンすることを初めて聞いた。
ピアノの手配を引き受け、以後調律でもお付き合いしている。
札幌でライブハウスの盛衰を永年見てきた僕は、
当然のように「状況はキビシイですよ」と話したが、
その時決意の固さが伝わってきたのを覚えている。

当初、正直言ってどれくらい耐えられるんだろうと心配していた。
翌年、音響を担当し親身になってくれていた、
別所くんの突然の死にもめげず、
夫人の松永さんと二人三脚で黙々とやる姿に、
これは本モノだな!と確信する。
ライブハウスへの並々ならぬ情熱の強さはもちろんだが、
それを実現するための緻密な戦略と努力を惜しまず、
さらに、関わる人々を大切にする人柄と真摯な姿に感銘する。

ライブハウス「くう」が、
ミュージシャンとファンにとって身近で親しまれる、
貴重な場であり続けてほしいと大勢の人が願っていると思う。